外交部の華春瑩報道官は26日に北京での定例記者会見で、台湾関連のマイナスな決議案の審議を直ちに停止するよう米国側に促しました。
米下院外交委員会はこのほど、台湾の世界保健機関(WHO)へのオブザーバーとしての復帰を支持する決議を採択しました。
これを受けて華報道官は「国連総会2758号決議と世界保健総会(WHA)第25.1号決議により、台湾地区のWHO活動への参加は『一つの中国』の原則の下で取り扱われる。中国中央政府は台湾地区のグローバルな保健事務への参加に適切な手配を行っている」と述べたうえで、「中米間の三つの共同コミュニケ」と「一つの中国の原則」を遵守し、台湾地区に間違ったシグナルを発信しないようにと米国側に求めました。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月27日