米国と日本はインド・オーストラリアとの「4国体制」を米日同盟の拡大・グレードアップ版にし、多くの国を仲間に引き込み中国に共同で対抗し、米日同盟が世界で効果を発揮できるようにしたいと考えている。彼らは「共通価値観」を主張するが、世界は多元的なものであり、最も危険なことは対抗で、集団対抗は特に危険である。米日はいわゆる「インド・太平洋」を引き裂き、協力の侵食さらには破壊を代償に、対抗を全地区の主旋律にしようとしている。
日本は数年前に一時期、中国と向き合って進み、中日関係は回復の軌道に乗った。しかし、日本は突然路線変更し、米国の中国牽制戦略に加わり、中日関係改善の動きを無駄にした。これは米国の圧力によるものであり、その戦略の私欲によるものでもある。日本は短絡的で、当時はドイツ・イタリアと結束したが、今は米国の過激路線に同調し、教訓を汲み取らず、再び自らその状況を作り出し、対抗の深みにはまっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月18日