シェアリングエコノミーはすでに人々の生活に深く浸透している。今や中国の商業宇宙活動の小型衛星も「シェアリングロケット」に便乗し打ち上げられた。
「長征6号」ロケットが27日午前11時20分、太原衛星発射センターで打ち上げられた。メイン衛星3基「斉魯1号」「斉魯4号」「仏山1号」と衛星6基を予定の軌道に送り込んだ。9基同時打ち上げ任務が無事成功した。
説明によると、この「シェアリングロケット」はコストパフォーマンスと信頼性が高く、商業宇宙市場の打ち上げの供給が需要に追いつかない状況を改善する。
長征6号のチーフデザイナーである余延生氏は、「便乗とはロケットの共同購入で、その座席を販売することでロケットは十分に輸送能力を発揮し、多くのメイン衛星の打ち上げの需要を満たせる。また打ち上げコストが低く、任務の適応性が高いといった特長がある」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月28日