20カ国・地域(G20)を中心に新型コロナウイルス対策の国際協力について議論する「世界健康サミット」が21日に行われました。習近平国家主席は北京からオンライン形式で出席し、重要な演説を行いました。
外交部の馬朝旭副部長は習主席のサミットでの演説について、「多国間主義の振興、国際防疫協力の促進、グローバルな保健ガバナンスシステムの変革に大きな意義がある」と高く評価しました。
馬副部長は、「世界健康サミットは国際防疫協力における重要な会議で、今年に行われた世界衛生健康分野における最高レベルの多国間サミットでもある。新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を振るい、一年余りが過ぎた今でも、ウイルスの変異が相次ぎ、複雑な状況が続いている。国際社会はより多くの自信・希望・協力を望んでいる」と述べました。
この歴史的な時期にあたり、習主席は国際的な場で、全人類の健康と全世界の発展のために、「手を携えて人類衛生健康共同体の構築」と題する演説を行いました。これに対し、馬副部長は「これは国際防疫協力に中国の知恵と力を提供し、実際の行動で人類衛生健康共同体の理念を具現化している」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2021年5月22日