香港地区国家安全維持法(香港地区国安法)の施行から1年になる。香港各界の人々は、香港地区国安法はたちまち奏功し、国家安全面の「無防備」の歴史に完全に終止符を打ち、香港に「混乱から統治へ」の重大な転換をもたらし、特区が全面的かつ正確に一国二制度を貫徹し「良き政治と統治」を実現するため基礎を固め、香港の未来の発展は明るいと見ている。
香港特区政府政務司の李家超司長は、「香港地区国安法はたちまち奏功し、社会の秩序と安寧を破壊する行為が大幅に減少し、社会が安定を取り戻した。香港は安きにありて危うきを思わなければならない。国家安全を損ねる行為及び活動の防止は単なる1つや2つの部門の仕事ではなく、単なる特区政府の仕事ではなく、特区全体の共同の責任だ」と表明した。
紫荆研究院がこのほど発表した世論調査の結果によると、香港地区国安法の効果に満足しているとした市民が過去最高の75%以上にのぼった。また7割以上が、香港地区国安法の施行により香港の一国二制度の未来への自信が深まったとした。
主婦の許さんは「黒暴」による香港の混乱を思い出すたび憤りを抑えられなくなる。彼女は、中央が昨年思い切りよく香港国安法を制定・施行し、700万人余りの香港人の悪夢を終わらせたことを喜び祝っている。「以前は公然と政治について口にできなかった。近くの歩行者に暴徒が含まれ、気に入らないことがあるとすぐ暴力を振るわれるのが怖かったからだ。今や(香港地区)国安法ができ、市民は自由かつ理性的に政治について議論できるようになり、以前の生活を取り戻した」
屯門在住の鄧さんも、これを我が身のことと感じている。「今や(香港地区)国安法ができ、治安が大きく改善された。(香港地区)国安法に反対し、恐れるのは、心にやましいことがある者だけだ。(香港地区)国安法の施行は、圧倒的多数の市民にとって絶対に良いことだ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月8日