ウクライナ「国民の公僕党」議会党団主席のアラハミヤ氏はこのほど、在ウクライナ中国メディアのインタビューで、「ウクライナの与党である国民の公僕党は、中国を重要な戦略的パートナーと見ている。双方が交流をさらに強化し、相互信頼を促進し、ウクライナ・中国協力の光あふれる未来を共に築くことに期待する」と述べた。アラハミヤ氏の発言の要旨は下記の通り。 

　今年は中国共産党創立100周年だ。国民の公僕党は中国共産党の国政運営の成功の経験を参考にし、ウクライナの発展を急ぎたい。 

　国民の公僕党と中国共産党には多くの似通った点がある。どちらも人民への奉仕をすべての政策の出発点としている。 

　中国共産党の偉大なる成果はまず、中国共産党が中国人民を団結させ、共同の目標に向け邁進させていることだ。これは人民中心という中国共産党の政権運営理念、中共指導者の遠大な理想を持つ戦略的な目が不可欠だ。 

　中国が「中国の奇跡」を実現できた重要な理由は、中国共産党が国家発展の長期目標を立てられたことだ。中国の発展政策は長期安定を保ち、人民は明確な奮闘の方向を手にした。目標が一致し、やり抜いた。この貴重な経験はウクライナの参考になる。 

　ウクライナ側は現在、特に中国側の経済建設の経験を参考にしたい。中国の建設効率は驚くほど高い。数日で現代的な大型病院を建設し、数カ月で大橋を建設する。ウクライナでこれほど短期間内であれば、まだ関連資料の準備中で着工していないだろう。 

　今年はウクライナ・中国戦略的パートナーシップ樹立10周年だ。双方は協力のペースを上げるべきだ。中国は現在ウクライナにとって最大の経済・貿易パートナーになっている。双方は将来的に、教育、観光、文化などの各分野で協力の高い潜在力を持つ。 

　中国は他国の内政干渉をしたことがなく、互恵協力を踏まえた上で他国との関係を発展させている。中国のこの外交政策はウクライナ人民に非常に深い印象を残している。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年7月10日