中国外交部の趙立堅報道官は21日の定例記者会見で署名活動に言及した際、「フォート・デトリックの調査は中国国民を含む各国の人々が求めているものであり、ウイルス起源解明の問題において米側が回答せねばならない問題だ。新型コロナで失われた自国の63万余りの人命を前に、米国は透明性をもって、的確な措置を講じ、自国の感染源を徹底的に調査し、自国の新型コロナ対策が失敗した原因を徹底的に調査するとともに、責任者を追及し、フォート・デトリック及び海外に設けた200ヶ所余りの生物学研究所をめぐる様々な疑惑を徹底的に調査し、世界の人々と国際社会に説明を行うべきだ」とした。
7月24日夜、米フォート・デトリックの調査をWHOに求める中国ネットユーザーの署名活動に使用されているサーバーが2回にわたってサイバー攻撃を受けた。攻撃を仕掛けたIPアドレスはいずれも米国内のものだった。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月26日