CDCの研究者は2019年12月13日から2020年1月17日にかけ、全米9州の7000件以上の血液検体を採取した。うち106件に新型コロナウイルスの抗体が含まれた。米国の国立衛生研究所は2020年の年初、全米各地から2万4000件の血液検体を採取した。うち少なくとも9件から新型コロナウイルスの抗体が検出された。これは2019年12月に、米国本土で新型コロナウイルスの感染が緩やかに拡大していたことを証明している。CDC前所長のレッドフィールド氏は、2019年9月の米国のインフルエンザシーズンの死者のうち一部が、実際には新型コロナウイルスに感染していたと認めた。新型コロナウイルスはいったいいつ米国で出現したのだろうか。「インフルエンザ患者」と診断された新型コロナウイルス感染者は何人いるのだろうか。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月28日