外交部の趙立堅報道官は30日の定例記者会見で、「新型コロナウイルス感染防止に全力で対応してこなかった責任を転嫁して、他国を中傷し、攻撃するという政治目的のために、米国は新型コロナの政治化、ウイルスの汚名化、発生源問題の道具化を進めており、事実、科学、正義を全く尊重していない」と米国を強く批判しました。
趙報道官は、本当に「透明性と責任感」があるのであれば、4つのことから取り組むべきだと米国に求めました。
一つ目は、初期症例のデータを公表し、検査を行なうこと。
二つ目は、世界保健機関(WHO)の専門家を招いて、米軍の生物化学研究施設フォート・デトリックと海外に設けられている200以上の生物実験室を調査すること。
三つ目は、WHOの専門家を招いて、ノースカロライナ大学、とりわけ、この大学のバリックチームを調査する必要性があること。なぜなら、ここには新型コロナウイルスを合成し、改造する能力を以前から持っているためです。
四つ目は、2019年10月18日から27日にかけて武漢で行なわれた各国の軍人によるスポーツ大会「ミリタリーワールドゲームズ」に出場した米軍人患者のカルテを公開することです。
「中国国際放送局日本語版」2021年7月31日