国防部(省)の29日午後の定例記者会見で、呉謙報道官が域外国の軍艦派遣に関する質問に答えた。
【記者】報道によると、先日アデン湾で米日と共同訓練を行った、空母「クイーン・エリザベス」を中核とする英空母打撃群は、現在すでに南中国海に入っている。また、英国防相は訪日時、英軍はアジア海域に軍艦2隻を恒久的に配備すると発言した。これについて中国側としてコメントは。
【呉報道官】中国とASEAN諸国の共同努力の下、現在南中国海情勢は全体的に安定と好転へ向かっている。中国は、各国艦船が国際法に基づき南中国海において有する航行の自由を尊重するが、一部の国が挑発目的で遥か遠方から軍艦を派遣して「プレゼンス」を誇示することには断固反対する。中国軍はあらゆる必要な手段を講じて、断固として効果的に対処する。
英日防衛協力に関しては、第三国を標的にすべきではなく、平和と安定を維持するための地域各国の努力を妨害すべきではないと考える。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年7月31日