中国外交部の趙立堅報道官は7月29日、定例記者会見を主宰した。
ブルームバーグ記者:報道によると、初の「米日台議員戦略対話会」で、日本の安倍晋三元首相は中国が台湾地区に軍事圧力をかけていることに「関心」を示した。中国外交部はこれについてどう考えているか。
趙立堅報道官:あなたの言う「対話」は独り言と言える。形式にしても内容にしても、マイナスで誤っており、事実上は古い主張を再度持ち出し、だれも興味がない。
私が強調したいのは、世界に中国は1つしかなく、台湾は中国の領土から切り離すことのできない部分ということである。中国の国家統一、民族復興の動きを阻止することはできない。中国人民の国家主権と領土保全を守る確固たる決心と強い意志、強大な能力を見くびってはならない。「2つの中国」、「一中一台」を作ろうとするいかなる企ても思い通りにはならず、失敗する運命にある。
台湾問題は中米関係、中日関係の政治基礎に関わる。米国側と日本側には中国との二国間の政治文書の原則および台湾問題に関する中国側への厳粛な承諾を守る責任と義務があり、「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを発することをやめるべきである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月30日