中国共産党中央政治局は30日に会議を開き、現在の経済情勢を分析・研究し、下半期の経済活動計画を策定しました。習近平中国共産党中央委員会総書記がこの会議を主宰しました。
会議では、「今年に入ってから、中国経済は持続的に安定しながら回復しつつあり、改革開放が拡大され、民生は効果的に保障され、高品質な発展の面で新たな成果を収め、社会全体は安定を保っている」としたうえで、「下半期の経済活動を円滑に進めるため、マクロ政策の連続性、安定性、持続可能性を保ち、積極的な財政政策による効率性の向上と、安定した貨幣政策の合理的な範囲内での流動性を保つべきだ」と示されました。
会議ではまた、「改革と堅塁攻略を深化させ、ハイレベルの開放を保ち、『一帯一路』の質の高い発展を共同で、断固として推し進め、CO2排出量のピークアウト達成とカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを秩序よく統合的に進め、2030年までのピークアウト実現の行動プランを可及的速やかに作成するように」との要求が出されました。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月31日