国務院新聞弁公室は12日に発表した「小康社会の全面的な完成：中国の人権事業発展の輝かしい章」白書の中で、小康社会の全面的な完成は発展による人権の促進によって経済的・社会的・文化的権利を促進したとした。白書の内容は下記の通り。

　小康社会の全面的な完成の歩みにおいて、中国は発展による人権の促進を堅持し、経済的・社会的権利、文化教育の権利、生態環境の権利の全面的な実現を促した。人民生活をより豊かに、平安に、調和的に、幸福にした。

　中国は健康中国戦略を実施し、健康中国行動を推進している。住民の主要健康指標は全体的に中高所得国の平均水準以上で、平均寿命を1981年の67.8歳から2019年の77.3歳に引き上げた。また中国の人間開発指数が大幅に向上しており、国連開発計画が1990年に世界で初めて人間開発指数の計算を開始してから唯一の、その低水準グループから高水準グループに飛躍した国になった。

　中国の感染対策は命最優先を貫いている。人民の生活の質が大幅に向上し、雇用がより十分になり、公共文化サービスの最適化が続いた。教育を受ける権利がより良く保障され、全人民が社会保障体制によってカバーされ、生態環境が持続的に改善された。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年8月13日