外交部の華春瑩報道官は20日の定例記者会見で、米空軍長官のフランク・ケンドール氏が「『中国を恐怖に陥れる』先進技術を開発している」と発言したことに対して、「ケンドール氏はまず、中国人民解放軍の空軍に聞いてみてはどうか」と述べました。
報道によりますと、米空軍新任長官であるフランク・ケンドール氏はメディアからのインタビューで、「現在、米空軍が推進しているF-35ステルス戦闘機のアップグレードプロジェクトのように、『中国を恐怖に陥れる』先進技術の開発を目標にしている」と発言しました。
これについて華報道官は「英国の学者であるマーティン・ジャック氏は最近の発言で、強大な軍事的優位性を持つはずの米国はイラクやアフガニスタンへの軍事介入にことごとく失敗してきた。米国はベトナム、アフガニスタン、イラクで十分な教訓を得ている」と指摘しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年8月21日