最後に、米国はワクチンで中国の近隣諸国を懐柔し、中国を陥れようとしているが、その企みは失敗に終わるだろう。ラオスのパンカム首相は先般、「新型コロナウィルスの起源調査に政治的要素を持ち込むべきではない。調査の政治問題化は非人道的だ」と述べた。バングラデシュのモメン外相も、「コロナウィルスの起源調査は科学者に任せるべき」とした。他にも近隣諸国の多くの要人や科学者が、中国の防疫貢献を称賛し、防疫支援に感謝を述べ、防疫協力に期待感を示した。
このほか、フィリピンの複数の機関が共同でネットで署名活動を展開、WHOに米国のフォート・デトリック生物学研究所の調査を要求し、広く注目されている。中国は長期にわたり近隣諸国との外交関係構築に注力してきた。中国の近隣諸国はこれを踏まえ、米国のコロナ起源調査の政治化が世界の防疫対策の足かせとなり危害を及ぼすことをはっきり見抜いているため、米国が掘った「落とし穴」に易々と飛び込むことはないはずだ。
中国・WHO合同コロナ起源調査専門家グループに近い欧米の科学者はかつて、「バイデン政権の90日間にわたる『新型コロナ起源調査』は『予定調和的な政治運動』である」とメディアに語った。この真実は、世界中の多くの国や人々がはっきりと見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月29日