2兆ドルと20年を費やし、強権的な“灯台”の火はアフガンに潰えた

2兆ドルと20年を費やし、強権的な“灯台”の火はアフガンに潰えた。

タグ:米軍

発信時間:2021-09-04 16:51:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


強権的な「民主の灯台」の火は潰えた


 2001年9月11日の米国同時多発テロの発生以降、米国は首謀者とされたウサマ・ビンラディン容疑者をはじめとする「アルカイダ」などのテロ勢力の脅威を一掃するため、世界規模の軍事行動をとり、アフガニスタン戦争とイラク戦争を開始した。アフガニスタン戦争の中でビンラディン容疑者は射殺されたが、それでも米国はテロを完全に撲滅することはできず、現地の人々を深刻な災難に巻き込み続けた。


 政治学者のフランシス・フクヤマ氏は、「冷戦後の覇権の頂点に立った米国が最も傲慢さを示した瞬間は、2003年にイラクに侵入した時だ。アフガニスタンとイラクを手始めに、中東全域を『改造』したいと考えたのだ。そして米国は西洋の民主的モデルをアフガニスタンに押しつけようと20年間にわたり努力したが、失敗に終わった」と指摘した。


 いかにヒトとカネを投じようとも失敗は避けられなかった。これが米国式覇権の宿命だったのだろう。米国の有識者は反省を重ね、「私たちにはアフガニスタンに対する根本的な理解が足りない」「ある国の経験を他国に直接的に応用するのは最悪な行為だ」といった発言をしている。


 この失敗は米国にとって、ベトナム戦争における失敗の繰り返しである。米国の研究者は「失敗の根源にあるのは、覇権を行使して自身の民主化を世界に強制することにある」と分析する。


 アフガニスタン戦争の破綻は、世界の「民主の灯台」を自負する米国にとっては強い警告である。2兆ドルかけようとも、20年かけようとも、失敗に終わる。この失敗から米国の政治家は何を学んだのだろうか。米国による民主主義の強引な輸出にもはや前途は無い。(CRI論説員)


 「中国国際放送局日本語版」2021年9月4日


<  1  2  3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで