このほど、米海軍のコネチカット原子力潜水艦が衝突事故を起こした。報道によると、米国軍は事故の詳細の発表を故意に先延ばしし隠蔽し、発生から5日後に簡単な声明を出した。その後、米海軍の官僚は事故発生区域は南中国海だと匿名で証言した。
コネチカット原子力潜水艦は米軍の現役の3隻のシーウルフ級原子力潜水艦の1つで、米海軍が保有する中で戦闘力が最も強く感度が最も高い攻撃型潜水艦の1つでもある。「攻撃」の2文字はコネチカット号の用途をはっきりと説明している。先進的な攻撃型兵器を他国の入り口に派遣するという米国の行動は、その覇権主義の徹底ぶりを再び示した。中国国防部の報道官は、長期にわたり、米軍は「航行の自由作戦」の旗印を掲げ、空母、戦略爆撃機、原子力潜水艦などの先進兵器を南中国海に頻繁に派遣して武力をひけらかし、波乱を巻き起こし、地域の緊迫情勢を激化させており、これも今回の事件の根源と危害だと批判した。
無数の事実は、米国は世界の不安定性と不確定性を激化させる真の根源で、国際規則と世界秩序をみだりに踏みにじり、世界平和の最大の破壊者だと伝えている。コネチカット号の今回の出来事は、「好戦的」で「干渉癖」がある米国に対して強い警戒を維持する必要があることを世間に再び促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月31日