中国と米国は10日、英国グラスゴーで開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で、「2020年代における気候行動の強化に関する中米グラスゴー共同宣言」を発表した。新華社が伝えた。
双方はこれまでの取り組みを評価し、引き続き共に努力することを約束するとともに、各国と共に「パリ協定」の実施を強化するとした。「共通だが差異ある責任及び各国の能力」原則に基づき、また各国の国情を考慮した上で、強化した気候行動を取り、気候危機に効果的に対処する。また、「2020年代気候行動強化作業部会」を設置し、両国の気候変動対策協力及び多国間プロセスを推進することで合意した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月11日