外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、中国は引き続き人類衛生健康共同体の理念を堅持しながら、無償での援助を含む多くの方法で、発展途上国により多くの新型コロナウイルスワクチンを提供し、感染症を徹底的に抑え込むために中国なりの最善を尽くしていくと表明しました。
汪報道官はその際、「中国は自らが抱える膨大な人口をカバーしたうえで、これまで110以上の国と国際機関に17億回分を超えるコロナワクチンを提供してきた。年内にこの数は20億回分に達する見通しだ」と述べました。
現在、中国は世界最大のコロナワクチン輸出国となっています。途上国が入手したワクチンのほとんどが中国から提供されたものだということです。
「中国国際放送局日本語版」2021年11月13日