中国の憲法では、国家のすべての権力は人民に属すると定められています。人民は法律の規定に基づいて、さまざまなルートや形式を通じて、国務、経済・文化事業、社会問題をそれぞれ管理しています。中国の政治権力は、地位や財産、コネクションによって分配されるものではなく、すべての人民が平等に享受するものです。
中国では、人民は法の下、選挙権と被選挙権、国家や社会の問題を知る権利、参加する権利、表現する権利、監督する権利、国家機関や国家公務員に対して批判や提案を行う権利、そして言論、出版、集会、結社、行進、デモ、宗教信仰などの自由を有しています。人民は、国家や社会の問題と経済・文化事業の運営に広く参加し、また日常生活の中においても民主的権利を十分に広く行使しており、一人ひとりが多くの民主的役割を担い、それ相応の民主的権利を有しています。
中国において、人権は十分に尊重され、効果的に保障されています。人民の幸せな生活は最大の人権です。中国経済は長期的に安定かつ急速な発展を維持し、人民の生活も著しく改善されています。中国は世界最大規模の社会保障制度を構築し、13億人以上が医療保険(公的医療保険)に、10億人以上が養老保険(年金)に加入しています。中国は小康社会(すべての人が適度に豊かさを感じられる社会)の全面的な構築に成功し、14億人余りの人民が絶対的な貧困から完全に抜け出し、『共同富裕(皆が共に豊かになる)』を目指して歩んでいます。中国人民の達成感、幸福感、安心感は絶えず向上し、生存権や発展権、健康権は十分に保障され、経済、政治、文化、社会、環境などの面における権利も絶えず発展し続けています。
「中国国際放送局日本語版」2021年12月4日