商務部の高峰報道官は9日、「米国側は法律による中国の新疆関連商品の輸入禁止を検討しているが、これはいわゆる『人権』の名を利用した一国主義・保護主義・いじめ主義であり、中国側は断固反対する」と述べた。
高氏は商務部が同日開いたオンライン定例会見で、「米国側の行為は事実を無視し、完全に世界貿易機関(WTO)の原則に背いている。これは国際経済・貿易の秩序及び自由貿易ルールに対する深刻な破壊だ」と述べ、次のように続けた。
このような行為は両国の企業及び消費者の切実な利益を大きく損ねる。これは中国の新疆地区の各民族の人々の生きる権利や発展の権利などの基本的人権に対する深刻な破壊であり、また世界のサプライチェーンの逼迫を激化させ、世界経済の回復に影響を及ぼす。
米国側は直ちに間違ったやり方をやめるべきだ。中国側は必要な措置を講じ、自国の合法的な権益をしっかり守る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月10日