米国の「嘘の帝国」の仮面を剥がす

米国の「嘘の帝国」の仮面を剥がす。米国の「戦争帝国」「制裁帝国」「暴力帝国」のイメージが人々の心に深く浸透している。米国の「嘘の帝国」という真の姿を再び暴くべき時が来た…

タグ:冬季五輪 ボイコット 外交

発信時間:2021-12-10 16:44:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米ホワイトハウス報道官は先ほど、米政府が2022年北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を行うと発表した。その口実は、中国の「悲惨な人権状況」などだった。米政治家のいわゆる「外交的ボイコット」の口実は何ら新鮮味がない。彼らの手には嘘の脚本が蓄積されている。中国や世界、さらには政敵や自国民に対しても、考えることなく常にすらすらと嘘を唱えることができる。


 世界で数十年に渡り覇を唱える米国は、誰でも思いのままに攻撃・制裁できる。米国の「戦争帝国」「制裁帝国」「暴力帝国」のイメージが人々の心に深く浸透している。米国の「嘘の帝国」という真の姿を再び暴くべき時が来た。


 ポンペオ元米国務長官は以前、公の場で「私は米中央情報局(CIA)の長官だった。我々は嘘をつき、騙し、盗んだ。これらを教えるカリキュラムが存在する。これこそが米国が求め、手にしようとしてきた栄誉だ」と述べた。これは良いまとめ方で、まさに米国は嘘を作ることで侵略を民主主義の促進に美化し、強奪を公平の維持と粉飾し、人命軽視を人権保護と描写している。嘘と暴力が不公平を公平にし、米国をいわゆる「栄えある帝国」に飾り立てている。


 米国が世界についた嘘はまだ足りないというのだろうか。早くも冷戦時代にCIAは世界各地でメディア関係者を買収し、メディアを操作し世論に影響を及ぼした。2003年に時のパウエル米国務長官は国連安全保障理事会で、白い粉末が入った試験管を取り出し、イラクが「大量破壊兵器」を研究・製造していると自信満々に言い切った。これは米国が公然と国際舞台でホラを吹いた「名シーン」だ。米国はシリアで「ホワイト・ヘルメット」を支援し、巨額の資金援助を提供し、嘘とポーズを繰り返し軍事干渉の口実を設けた。「中国政府の新疆における人権侵害」というありもしない罪をでっち上げるため、在中国アメリカ大使館・領事館はSNSで公然と、画像合成ソフトで処理した偽の写真を投稿した。


 米国は「嘘の帝国」という名を、同国の政治家による外交の「戦績」だけによって手にしたわけではない。米国の政界の内部にも嘘と騙しが充満している。この党の争いで断裂した国では、政敵と政敵が嘘を付き圧力をかけ合い、政治的な利益を手にし火事場泥棒を働くため一般人を騙し、人々の利益を犠牲にすることが日常茶飯事になっている。過去にはウォーターゲート事件が、最近ではヒラリー・クリントン氏の私的メール問題やスノーデン事件などが次々と上演され、人々を驚嘆させている。さまざまな政治の乱れにより損をするのは、この「民主主義国」の一般人だ。コロナ禍の政治家は非理性的な行為のツケを人々の命で支払った。ウォール・ストリートに操られる政府は民生改善を唱える一方で量的緩和策を実施し、株価を上げ貧富の格差を広げた。

 

 今日の米国はどうなってしまったのか。北米大陸には民主主義の「灯台」がなく、また「丘の上の町」(a City on a Hill)とやらもない。あるのはぼろぼろになった「嘘の帝国」の虚しい仮面だけだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月10日

 

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