香港特別行政区政府は10日夜に声明を発表し、「反中乱港(反中国的で香港を混乱させる)」勢力である羅冠聡氏の、米国での香港に関する発言を強く非難しました。
この声明は、「米国による『民主主義サミット』の開催は、民主の名を借りた反民主的な行動であり、自らの基準を他国に強いるものだ。このサミットに羅冠聡氏を招いて発言させたこと自体が、その不条理さと信用性の無さの表れだ」と指摘しました。
声明はまた、「羅冠聡氏は自らが受けたわけではない『迫害』について語っている。香港で刑事犯罪の容疑をかけられた逃亡犯であり、まったく信用できない人間だ。羅冠聡氏の発言は完全に事実無根で、真実をねじ曲げている。彼は中央政府の香港特別行政区に対する全面的な管理権を無視し、香港国安法を恣意的に中傷した。香港特別行政区政府は羅冠聡氏の発言を厳しく非難する」と表明しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年12月12日