第二次大戦時、国民革命軍陸軍新編第四軍(新四軍)に救出された「フライング・タイガース」のパイロット5人。1944年8月、新四軍駐屯地で撮影。(資料写真、新華社より)
「フライング・タイガース」が中国で抗日戦争を支援してから80年になる。「フライング・タイガース」と第二次大戦時の米国の中国支援空軍を記念する歴史写真展「Remembering Heroes」が11日、米カリフォルニア州サンディエゴのミッドウェイ博物館で開幕した。新華社が伝えた。
開幕式では、中国の張平在ロサンゼルス総領事とフライング・タイガースの退役軍人2人がスピーチを行い、中国と米国の軍民が反ファシズム戦争において犠牲を恐れず共に戦った経験を振り返り、写真展を通じて米国民が当時の歴史への理解を深めることへの期待を表明した。
張総領事は「『フライング・タイガース』は中米関係の歴史における重要な一章であり、今でも多くの示唆に富んでいる。世界の経済大国、そして安保理常任理事国である中米両国はそれぞれの国際的責任を引き受け、世界平和を維持し、共通利益を有する分野で協力を強化し、手を携えてグローバルな試練に対処するべきだ。中米双方は相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンという付き合いの道に従い、中米関係を健全で安定した発展という正しい軌道に押し戻すべきだ」と指摘した。
写真展は米中航空遺産財団などの組織が共催し、貴重な歴史的写真100枚余りを展示している。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年12月13日