「英雄を銘記――フライング・タイガース訪中抗戦80周年記念及び第二次大戦中の対中支援米空軍の歴史写真展」が11日、米カリフォルニア州サンディエゴのミッドウェイ博物館で開幕した。
在ロサンゼルス中国総領事の張平氏、フライング・タイガースの元隊員が開幕式であいさつした。反ファシズム戦争において中米軍民が犠牲を恐れず共に戦った経歴を振り返り、写真展が米国人のこの歴史への理解を深めることに期待を寄せた。
張氏は、「フライング・タイガースは中米関係の歴史における重要なエピソードで、今も学ぶ物が多い。世界最大の2つの経済体、国連安保理常任理事国である中米両国は各自の国際的な責任を果たし、世界平和を守り、共通の利益が存在する分野の協力を掘り下げ、手を携え世界的な課題に対応するべきだ」と述べた。
張氏はまた、「中米双方は相互尊重、平和的な共存、協力とウィンウィンの付き合い方に従い、中米関係を健全で安定的に発展する正しい軌道に戻すべきだ」と述べた。
今回の展示は米中航空遺産基金会などが共催し、100枚以上の貴重な歴史写真を展示。
シェンノート将軍は1941年に対中支援米志願航空隊(フライング・タイガース)を結成し、中国の軍民と共に日本の侵略者に抵抗・反撃した。統計によると、対中支援作戦中にフライング・タイガースの2193人の米国籍隊員が犠牲になり、200人以上が中国人によって救助された。数千人の中国人が救助において命を捧げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月13日