このほど無事実施された香港特別行政区第7回立法会選挙は、広範な代表性、政治的包摂性、バランスの取れた参加性、公平な競争性を十分に体現し、香港地区の現状に即した民主の発展、香港地区の優れた統治の新構造の形成、「一国二制度」実践の安定的前進の後押しにとって、重要な意義を持つものだった。しかし、米英など「ファイブ・アイズ」諸国は香港地区が新選挙制度を全面的に実行し、繁栄と安定の道を歩み出すことを受け入れようとしなかった。彼らは香港地区の民意及び法定手続きに従って得られた選挙結果を選択的に無視して、懸命に今回の選挙のイメージを毀損し、「香港の民主的要素が蝕まれている」と中傷するいわゆる「共同声明」を公然と発表した。このような白黒を逆さまにする言動や中国の内政に乱暴に干渉する覇権的行為は、必ず失敗することになるだろう。（人民日報「鐘声」国際論評）

「ファイブ・アイズ」は「民主主義」の表看板を掲げながら、悪意をもって香港地区の選挙制度を非難し、立法会選挙のイメージを毀損している。これは、彼らが香港地区の民主主義に関心を寄せているというのはうそ偽りであり、実際には香港地区の政治に介入し、中国の内政に干渉し、中国の発展を妨害しているということの証明にしかならない。彼らは香港地区の法律に違反して実刑判決を下された、または罪を負って逃亡した反中・香港攪乱分子を「意義のある政治的反体制派」と見なしている。「ファイブ・アイズ」の行為こそ、真に「香港地区の権利、自由、高度の自治を損なう行為」と言えるだろう。

香港地区は中国の香港地区であり、香港地区の民主の発展は完全に中国の内政だ。香港地区の民主制度の良し悪しは、香港同胞を含む全中国人民が決めることだ。中国中央政府はしっかり揺るぎなく「一国二制度」の方針を全面的かつ正確に貫徹し、香港特別行政区がその憲政制度上の地位及び実際の状況に即した民主制度を発展させることを、しっかり揺るぎなく支持する。「愛国者による香港地区統治」という局面が一層堅固になるのに従い、香港地区の民主の道は歩むほどに広くなり、民主発展の将来は一層明るいものとなる。我々は「ファイブ・アイズ」に厳正に告げる。「民主主義」の旗印を掲げて中国の内政に干渉し、香港地区を撹乱するいかなる企ても思い通りにはいかない。1日も早く香港地区に干渉することを止めることこそが、賢明な行動だ。（編集NA）

「人民網日本語版」2021年12月21日