このところ米側が、米軍艦の台湾海峡通過を宣伝し続けていることについて、外交部(外務省)の汪文斌報道官は1日の定例記者会見で、「もし米側がこれによって『台湾独立』勢力を後押しし、力づけようとしているのなら、その冒険的行為のために重い代償を払うことになるだろう」と表明した。
【記者】このほど米海軍のミサイル駆逐艦「ラルフ・ジョンソン」が台湾海峡を通過したうえ、公然とこの件を大々的に宣伝したことについて、コメントは。
【汪報道官】これについては、中国人民解放軍東部戦区報道官がすでに談話を発表した。米側が米艦の台湾海峡通過を宣伝する意図は何なのか。
もし米側がこれによって「台湾独立」勢力を後押しし、力づけようとしているのなら、「台湾独立」勢力の壊滅を加速するだけであり、米側もその冒険的行為のために重い代償を払うことになるだろう。もし米側がこれによって中国側への恫喝や圧力を企てているのなら、中国側は米側に厳正に告げる。「14億余りの中国人民が形作る『鋼の長城』のごとき強い結集力の前では、いかなる軍事的威嚇も鉄くずのごとく脆いものだ」。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月2日