中国外交部(外務省)の9日の定例記者会見で、趙立堅報道官が西側の対露制裁に関する質問に答えた。
【記者】米ホワイトハウスのサキ報道官は、中国が西側の対露制裁を遵守しない場合、米国は「報復措置」を取る可能性があると述べた。これについてコメントは。
【趙報道官】制裁が問題解決の根本的かつ効果的な道であったことはない。中国は米国によるいかなる形の一方的制裁や管轄権の域外適用にも断固反対する。米側はウクライナ問題や対露関係の処理において、中国側の懸念を真剣に受け止めるべきであり、いかなる手段によっても中国側の正当な権益を損なってはならない。中国は必要なあらゆる措置を講じて、中国の企業と個人の合法的権利・利益を断固として守っていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月10日