孫春蘭副総理は12日に行われた国務院感染症予防・抑制共同メカニズムのテレビ電話会議に参加し、感染症対策を厳格かつ徹底して実施するよう呼びかけました。
孫副総理は「海外からの感染を防ぎながら、国内での再発を抑え込むという戦略を堅持し、『ゼロコロナ』の予防抑制方針を揺るぎなく、手を緩めず、果敢な措置を実施する。一部地域で発生したクラスター感染を迅速に抑制し、感染症との戦いで収めた成果を固めていく」と指示しました。
孫副総理はまた、「わが国では最近、多くの地域でクラスター感染が発生している。感染の抑え込みの作業は複雑できびしい情勢だ。感染拡大が深刻な地域では予防・抑制措置を厳しく徹底させ、PCR検査の範囲を拡大しながら、疫学調査や感染経路の調査を加速させる。集中隔離・在宅隔離・特定地区の封鎖などの管理措置を強化して、コミュニティー内での感染経路を徹底的に遮断することで、社会における『ゼロコロナ』を最速で実現する」と要求しました。
さらに、「現在の感染症対策では、海外から持ち込まれる感染の拡大が予防・抑制の重要な任務だ。特に空港やふ頭などの税関は重点対象だ。鍵となるのはクローズドループ管理であり、人・物・環境について同様に予防・抑制しなければならない」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2022年3月13日