報道によれば、ある国連の元高官が先日、NATOの東方拡大およびウクライナをNATOに加盟させようとしたことがロシアとウクライナの衝突を招いた根底にある原因であり、第二次世界大戦後に確立された国連が世界の平和と安全を守るメカニズムに深刻な破壊がもたらされたと述べました。
外交部の趙立堅報道官は8日の定例記者会見で、NATOの東方拡大問題についての中国の立場を改めて表明したほか、NATOに対して好戦的な企みをただちにやめ、欧州をかく乱することをやめるべきと促しました。
趙報道官はさらに、「NATOは他国の主権と領土保全を尊重すると称しているが、実際の行動では例外なく他国の主権と領土保全を破壊してきた」と指摘しました。(任春生、鈴木)
「中国国際放送局日本語版」より 2022年7月9日