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【新華社北京７月１６日】中国外交部の汪文斌（おう・ぶんひん）報道官は１５日の定例記者会見で、バイデン米大統領がこのほどイスラエルを訪問した際に、米国が中東地域で引き続き指導力を発揮し、中ロが「空白」を埋めることを許さないと述べたことに対し、中東の主人公は中東の人々であり、どこかの国の「裏庭」ではなく「空白」なども存在しないと強調した。
汪報道官は次のように述べた。中東情勢は現在、非常に不安定で、繰り返される感染症の流行が地域の発展の足を止め、ウクライナ危機が外部にもたらした影響が地域の安全に影響を与えている。中東の人々が最も渇望しているのは発展であり、最も必要としているのは安全保障である。国際社会、特に主要大国は中東人民の急務に直ちに応じ、中東諸国と人民の発展と安全保障を支援し、建設的な役割を果たすべきであって、その逆ではない。
長きにわたり中国は一貫して中東人民が独立自主で自らの発展の道を模索することを支持し、中東諸国が団結・協力し地域の安全保障問題を解決することを支持している。中国は中東の平和を守り、発展を促進し、中東地域の関心事の公正かつ合理的な解決を推進するためにたゆまぬ努力を払い、しかるべき役割を果たしてきた。中国は国際社会と共に、引き続き中東の平和的発展の実現に向け、より多くのプラスエネルギーを注入していきたい。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年7月17日
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