上海協力機構(SCO)の張明秘書長は15日、北京で行われた記者会見で、「北大西洋条約機構(NATO)は、SCOの一部メンバー国を挑戦者やライバルとみなしている。これは世界の平和と安全にとって建設的ではない」と述べた上で、イランとベラルーシがSCOへの加入申請を提出したことを明らかにしました。
今年9月には、ウズベキスタンのサマルカンドでSCOサミットが開催され、イランとベラルーシのSCO正式加入のための関連手続きが進められる予定です。
張秘書長はまた、「SCOは地域の平和・繁栄・発展を維持し、同盟を結ばず、第三者を標的とせず、平和的対話による食い違いの解決を堅持していく」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2022年7月16日