新華社は9日、米国の国内外における強制労働の事実及び真相に関する報告書を発表した。一部詳細は次の通り。
「ワシントン・ポスト」は2019年に、マースやハーシーズなどの米国の有名な大手チョコレート会社が使う原材料のカカオ豆は、20年弱に渡りその大半が西アフリカの児童労働者によって収穫されていたと伝えた。カカオ豆の収穫に従事する児童労働者は200万人にものぼり、1日の賃金は1ドル未満。英国のチャンネル4は2020年に、スターバックスなどの米国の有名コーヒー企業が使用するコーヒー豆が、グアテマラの13歳以下の児童労働者によって収穫されていたと伝えた。彼らの1日の労働時間は8時間で、1週間で40時間を超える。最年少者は8歳未満で、1日の賃金は1杯のコーヒーも買えない場合もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月10日