中国で「職業病予防治療法」が施行されてから3年間で、全国各レベルの衛生部門が出稼ぎ労働者223万人に健康診断を実施したことがわかった。河北省高碑店市で29日に開かれた職業病の予防・治療に関する会議で明らかになった。
衛生部、安全生産監督管理総局、労働保障部はこの3年間で、職業病の予防・治療に関する違法案件を厳しく取り締まり、職業病のおそれがある企業3万8663社に対して期限付きで改善を要求した。また、取締りにより閉鎖された企業は6156社、刑事責任を問われる責任者は117人に上った。
「人民網日本語版」2005年4月30日