黄河大鉄牛 蒲津渡遺跡

黄河大鉄牛 蒲津渡遺跡。

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発信時間: 2012-02-09 14:31:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

黄河大鉄牛 蒲津渡遺跡

蒲津渡遺跡は、永済市の南西15キロにある蒲州古城の西門にある。東側には『西廂記』が生まれた普救寺があり、西側には名楼で知られる鸛雀楼がある。黄河文明を偲ぶにはもってこいの観光スポットであり、2001年に国務院より国家重要文化財に指定された。

遺跡から出土された黄河大鉄牛(全4体)は、唐の開元十二年(西暦724年)に造られ、1,300年の歴史を持つ。各鉄牛はそれぞれ55~75トンあり、造形は美しく、威風堂々としている。鉄牛は鉄の人間によって牽引され、それぞれウイグル、モンゴル、チベット、漢族の4つの民族を代表しており、民族大団結の象徴である。

考証によれば、唐代、蒲津橋を改修した際に使われた鉄の総量は、当時の全国鉄生産量の80%を占める。専門家によると鉄牛の数の多さ、体積の大きさ、造形の美しさ、歴史の長さは全国的にまれで、世界的にも珍しいものである。まさに「国宝」とするにふさわしい文化財と言える。国家指導者の江沢民や温家宝、李鉄映、王兆国、陳慕華などが訪れており、大いに賞賛された。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年