麦わら絵

麦わら絵。

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発信時間: 2012-02-12 12:29:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

麦わら絵

民間工芸である「麦わら絵」は、隋唐時代に宮廷工芸品として作られたのがその出発点である。麦わら絵は、切り紙細工や布貼り絵と同じく、切り絵の芸術である。麦わらの持つ自然な光沢と、手でほぐした糸。これらを染色していくのだが、「いぶす、蒸す、さらす、こそぐ、押す、熱する」の工程があり、さらに「切る、刻む、編む、描く」といった工程を経る。通常は色を付けず、要求に応じて裁断や接着を行う。麦わら絵には光沢と透度があり、デザインに優れ、芸術的な風格がある。そこに描かれる人物や花鳥、動物たちは、活き活きとして、まるで生きているようだ。伝統的な素朴さと優雅さを兼ね備えている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月