オーストラリア観光局は11月2日、上海で「キー・ディストリビューション・パートナー」(KDP)と呼ばれる旅行会社のバージョンアップ計画を開始した。オーストラリアを訪問する中国人観光客を惹きつけるため、オーストラリアでは来年から、中国人観光客に対し10年有効のマルチ往復ビザを発給する。
現在、オーストラリア観光局は、中国にある浙江中国青年旅行国際有限公司、浙江省中国旅行社集団有限公司、浙江光大国際旅游有限公司、杭州市中国旅行有限公司など33社とKDPの関係を結んでいる。また今年6月には、オーストラリア観光局とアリババが戦略協定を結んでいる。これにより旅行サイトの「アリ旅行」では、オーストラリア観光の専門ページが開設された。オーストラリアはまた、中国の18歳から30歳までの若者に対し、5000人分のワーキングホリデー・ビザを毎年発給する予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年11月19日
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