北京地下鉄14号線中段(北京南駅〜金台路駅)は年末、14号線東段(金台路駅〜善各荘駅)との貫通に向けた試運転を実施する。今回試運転を行う14号線中段は9駅を経由する。うち5駅は乗換駅で、1・7・10・5・4号線などのレール交通との乗り換えが可能だ。
記者は23日、間もなく開通する14号線中段に試乗した。14号線中段の全長は16.6キロで、経由する9駅は北から順に大望路駅、九竜山駅、北工大西門駅、十里河駅、方荘駅、蒲黄楡駅、景泰駅、永定門外駅、北京南駅。
14号線中段の開通により、大望路商業圈、方荘、蒲黄楡周辺の成熟した大型住宅区、北京南駅という重要な交通中枢が結ばれる。そのため14号線中段の開通は、大望路商業圈の交通の利便性を大幅に高め、周辺住民の外出方法の選択肢を増やし、北京南駅の交通の圧力を緩和する。また14号線中段・東段の貫通に向けた試運転により、14号前の「L型」が初歩的な規模を有することになる。
地下鉄14号線中段が経由する9駅のうち、5駅が乗換駅だ。大望路駅は1号線と、九竜山駅は7号線と、十里河駅は10号線と、蒲黄楡駅は5号線と、北京南駅は4号線との乗り換えが可能だ。乗客は14号線中段と数多くのレール交通の乗り換えが可能になる。