外交部によると、温家宝国務院総理は28日福田首相と会談した際、東中国海問題について意見を交換し、下記のような共通認識に達成した。
一、両国トップの2007年4月における5つの共通認識を引き続き堅持し、東中国海を平和、協力、友好の海にする。
二、双方はすでにそれぞれの協議参加者を格上げし、東中国海問題の具体的解決案について真剣かつ実質的検討を行い、積極的な進展が見られるようになった。
三、双方は司長(局長)クラス協議の枠組みを保つと同時に必要に応じて副部長(次官)クラスの協議を行い、中日関係の大局と国際法に基づきこれまでの進展を踏まえ、共に努力し、出来るだけ早い解決方法で一致を見るようにすることで同意する。
四、東中国海問題の適切な解決は中日双方の利益に合致するものであり、双方は両国関係をさらに発展させる過程においてこの問題を早期解決することに同意する。
「チャイナネット」2007/12/29