第11期全国人民代表大会第1回会議は9日午前10時、内外記者に向けて記者会見を行った。労働・社会保障部の田成平部長、孫宝樹副部長、民政部の李学挙部長と李立国常務副部長らが「就職と社会保障問題」について、記者の質問に答えた。
都市と農村をカバーする社会保障システムの整備について、田成平部長は次のように語った。
第一、都市と農村の様々な住民の社会保障に対して、制度的な手配を準備する。現段階で一部の制度は、調査研究、制定中だ。
第二、各制度が設立した以上、それをカバーする範囲を引き続き拡大し、より多くの人が、この制度の保障範囲に入るようにする。また社会保障は大量の基金管理と関係しているため、基金の徴収や投資運営、監督管理を強化し、基金の値上がりを実現し、社会保障待遇の正常な調整メカニズムを作って、その待遇のレベルを次第に向上させる。
第三、社会保障の管理サービスを強化し、情報化や専門化サービス、社会保障従業者の資質向上を通して、全ての保障を受ける住民に良質のサービス提供する。
第四、法整備を強化し、特に社会保障についての立法成立を速める。そして法による業務検査を強化し、中国の社会保障制度を法制化の範囲に入れる。また社会保障を職員に提供しないなどの不法行為を厳しく罰し、都市と農村住民の社会保障の権益を確保する。
「チャイナネット」2008/03/09