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特集:四川震災後の一週間 日本各界の高い関心と積極的な支援
発信時間: 2008-05-18 | チャイナネット


四川省汶川県の大地震は、日本全国で高い関心を集めている。日本の各テレビ局は、地震発生の1時間後、相次いで地震関連情報を速報した。外交部の秦剛報道官は15日、四川大地震の救助活動のため日本政府が専門家を被災地に派遣することに中国政府が同意したことを明らかにした。日本政府が派遣した国際緊急援助隊の第一陣31人が16日3時、四川省の成都に到着し、すぐに青川県の関荘鎮へ救援に向かった。第二陣の29人は16日午後に成都に到着した。それと同時、日本各界の友好的な人々や団体が相次ぎ援助の手を差し伸べ、被災地の住民に義援金を送る動きが広がっている。チャイナネットはここで、被災地の人々を代表して、謹んで日本各界のご支援に感謝の意を表します…

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 日本救援隊の動向

5月16日 初の日本援助隊が四川に到着 被災地へ

5月16日 日本の国際緊急援助隊、青川県に到着

5月17日 日本国際救助隊、収容した犠牲者に黙祷

5月19日 日本国際救助隊、困難な中で捜索を続ける

    日本の緊急援助隊「いちるの望みがある限り」

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日本各界からのご支援

 

14日記事:日本各界から震災被災地に義援金

14日午後までに中国大使館を通じて集まった義援金は総額5200万円以上に達した。崔天凱大使は各界からの支援に感謝するとともに、震災救援で協力することが中日両国の戦略的互恵関係における重点的な内容になるという考えを示した…

 

15日記事:四川大地震、日本各界の高い関心と積極的な支援

胡錦涛主席の訪日「暖春の旅」によって、日本国民の中国への好感度が増加したこともあり、日本国民の今回の大地震に対する同情の気持ちはとても強い。それに加え日本は地震を度々経験しているため、被災地への関心も格段に高いものになっている…

 

16日記事:松下電器、四川大地震の被災地に1千万元を寄付

松下電器グループは14日、四川大地震の被災地に向けて1000万元を寄付することを緊急決定した。被災者の救済や被災地の復興に使われる…

 

17日記事:日本など4カ国の国際救援隊が被災地入り

災害救助専門の日本救援隊31人が16日午後3時30分頃、各地を経由してようやく四川省青川県の中心地・城喬庄鎮に到着し救援活動を始めた。日本の救援隊は電磁波人命探査装置やガス漏れ検知装置などを装備している…

 

18日記事:日本政府の緊急援助物資が18日に成都へ到着

日本国際協力機構(JICA)のシンガポールに設置されている備蓄倉庫からは、テントや毛布、ビニールカバー、マット、プラスチックバケツ、浄水器簡易水槽(3000L)、発電機など、総額6000万円の救援物資が18日に成都に輸送された…

 

19日記事: 日本企業からの被災地支援相次ぐ

     

     日本の地方自治体・企業・各種団体、被災地に支援

 

 

読者の声:

今回の中国での地震について、日本各界から多くの支援があり、また日本のレスキュー隊も救援活動に参加させてもらえるとのこと。最近日中関係について、あまり良いニュースがなかったので、こういう形で日本が中国の役に立てることは、嬉しい限りです。日本は確かに地震の経験が多いですが、近年発生が懸念されている「東海大地震」の予測と対策については、まだまだ経験やデータが不足なのだそうです。ですから、今回日本のレスキュー隊が中国で救援に参加できることは、逆に日本にとって非常に有難いことだと思います。そして、内外関係が非常に複雑なこの時期に、日本等の人的支援の受け入れ決定をした中国政府には、その寛容と英断に心から敬服いたします。

ところで、昨日日本の母から電話がありました。日本ではコンビニや電話等で民間救援募金をしているとのことです。「地震国」の日本ですから、地震のニュースには特別関心が高いようで、母などはやはり無辜の子供の犠牲が何より心が痛むとのことでした。

私はこの数年、広州市郊外の小学校を何回か訪れています。中国の子供の可愛いらしさは特別で、私はとても好きなのです。今回の災害では特に小中学校の被害が多くて非常に辛いです。テレビで現場の状況を見ては涙を流しています。日本のレスキュー隊には是非頑張って、一人でも多くの子供を助けてもらうよう切に願います。

2008年5月15日 宮田 聡美

 

「チャイナネット」 2008年5月18日

 

 

 

 

 

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