30年間を経てきたわが国の改革開放は、大きな成果を収めることになったが、新たな社会的矛盾も生じ、新たな困難や障害にもぶつかっており、近年これをめぐっての論争が続き、時には非常に激しいものとなっている。30年間の経験をまとめ、今後の改革の任務の完成、社会主義市場経済体制のさらなる完備を模索するため、今日(11日)、中央財経大学中国発展・改革研究院は社会科学文献出版社と共同で「改革開放30周年理論シンポジウム及び『発展と改革青書』発行式」を開催した。
シンポジウムにおいて、参会者たちは、この30年の成果と経験を回顧し、当面の問題や将来の計画を巡り深く掘り下げて討論し、次のような見解の一致を見るに至った。
30年らいの改革開放は、大きな成果を収め、豊富な経験を積み上げ、ユニークな発展の道を切り開いた。それと同時に避けることのできない一部の矛盾と問題も現れている。これについては、理性的かつ積極的で、着実な姿勢で対処しなければならない。建設を中心として動揺することなく、社会主義の市場経済体制を堅持する改革の方向を動揺することなく、社会主義の調和の取れた社会を構築するうえで動揺することなく、平和的な発展を堅持し、科学的発展観を貫いて科学的な改革観を模索し、社会主義市場経済体制の完備に努め、中華民族の偉大な復興を促進していく、ということがそれである。
「チャイナネット」2008/07/11 |