中日船舶衝突事件:両岸の釣魚島防衛活動は申し分ない

中日船舶衝突事件:両岸の釣魚島防衛活動は申し分ない。

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発信時間: 2010-10-06 10:46:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

しかし、両岸3地は対外事務の上では、とりわけ全中国の主権と領土権益の保護の上では、いまだ協力体制を構築していないため、各自が単独で行動を取らざるを得ず、力を合わせて事にあたることが難しい。よって、行動の重みや効果が大きく低下し、他国に付け入るチャンスを与えてしまう。

我々は東中国海で日本との領土問題を抱えているだけでなく、南中国海にもさらに複雑な領土問題が存在することを考えると、両岸3地が民族と国家の利益を優先させ、各自が政治的な知恵を発揮し、人為的な障碍を打破し、外国に対して一致団結し、権益保護の協力体制と局面を構築することができれば、利益は目の前にあり、功績は永遠のものとなる。これを喜んでしないわけがあろうか。

台湾の保釣活動家の代表的人物である金介寿台北県議は深く感銘し、「いまは両岸3地が協力して日本に対抗するときである。釣魚島の主権が日本にないことをはっきりと示すのに有効な方法は、両岸が腰を落ち着けて協議することだ」と述べた。これは両岸にとって、避けては通れない道なのである。

この種の両岸の安全にかかわる問題については、双方の政治関係が完全に解決されるのを待つ必要はない。領土を取り戻すチャンスはいつでもあるわけではないのだ。双方は具体的な項目について民間レベルの協議と協力を行い、これを出発点として、中国の領土と主権の保全をともに守ればいいのである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月6日

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