中国の王民国連常駐副代表は、5日の国連会議で、今後5年間は「ミレニアム開発目標」を実施する鍵となる段階だとして、国連は「ミレニアム開発目標」の期限通り実現を推進することを主要任務にするべきだと述べ、中国が「ミレニアム開発目標」の早期実現に寄与する姿勢を示した。
また、気候変動にふれ、王民副代表は「第1は『国連気候変動枠組み条約』と『京都議定書』の枠組みとバリロードマップの権限を堅持すること、第2は共同だが区別ある責任という原則を堅持すること、第3は持続可能な開発を堅持し、発展途上国の発展権の実現を確保する」という中国の姿勢を明らかにした。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年10月6日