「全体の改革方針の発表後、中国の改革は『実行のサイクル』に入る。この段階こそが改革のカギだ」。竹氏は「改革の推進は実行の効果を見る必要がある。改革の意義は実行の質を見る必要がある。そして改革の難しさは実行への抵抗を見る必要がある」と述べた。
竹氏はまた「中国の改革はすでに難関攻略の深い領域に入った。日増しに固定化する利益の垣根を前に、『利益の難』にぶつかるのは改革方針の策定過程だけではなく、改革計画の実行過程での方が多い」と述べた。
今回打ち出される全体の改革方針は、社会の深層の矛盾を解消し、内部圧力を緩和し、経済構造のモデル転換を推進するための「処方箋」となる。だが「処方箋」を得てようやく改革の戦は始まるのであり、戦役の前線に広がるのは厳しい試練に満ちた茨の道だ。これには執政レベルの勇気と知恵と同時に、社会全体の協同・連動が必要だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月12日