行動効果をみると、中国は知的財産権保護において、誰もが認める成績を上げた。中国の2017年発明特許出願件数は前年比14.2%増の138万2千件で、7年連続世界トップとなった。PCT国際特許出願受理件数は12.5%増の5万1千件と、世界第2位に躍り出た。商標登録申請の受理件数は574万8千件に55.72%増え、16年連続で世界第1位となっている。
今年の両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)期間に中国は、国家知的財産局の再編を発表した。これは、中国が知的財産権保護の取り組みを強化する重要な一歩となる。中国は将来的に、知的財産権保護をより重要な位置付けとする方針で、これは中国自身の客観的な発展ニーズに合致するだけでなく、中国の法治化、国際化、利便化されたビジネス環境の整備につながるものだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月26日