ドイツのメルケル首相が24日、11回目の訪中を行った。世界第2のエコノミーと第4のエコノミーの再度の握手に全世界の視線が集まった。(人民日報「鐘声」国際論評)
「世界の自由貿易の推進、保護主義との闘い、気候変動対策、多国間活動規則の策定において、独中両政府は基本的に立場が一致している。また、両国間で意見が一致する分野はこれらにとどまらない」とドイツのメディアは指摘する。
これが現在の緊密な中独協力の真実の姿だ。特に2014年に包括的・戦略的パートナーシップを構築して以来、両国関係は目覚ましい発展を遂げ、協力の幅と深さは空前の水準に達した。まさに習近平国家主席がメルケル首相との会談時に強調したように、中独両国は協力・ウィンウィンの模範者、中国EU関係の先導者、新型の国際関係の推進者、イデオロギーの違いを超えた協力者である必要がある。国交樹立後の46年、中独協力は実り多く、国際社会の模範といえる。
訪中を前にメルケル首相は「中国との緊密な協力」をテーマにビデオ談話を発表し、訪中への期待を表明。これまで訪中の度に中国の省・市を訪問し、中国の発展の活力と幅の広さを感じてきたことを特に強調した。そして今回訪問することになる深セン市はそんな中国とドイツの協力の証ともいえる都市となっている。