国家統計局は29日付けで、2005年の国内総生産(GDP)を18兆3085億元に修正して発表した。「中国のGDP計算・データ公表プロセスに関する改革」の規定では、GDPは速報値、修正値、確定値の3段階に分けて発表することとなっており、今回発表された修正値は最新の資料を基にしたものという。今年1月に発表されたGDP速報値は18兆2321億元で、成長率は9.9%だった。
2005年のGDPは前年同期比10.2%増の18兆3085億元で、内訳は第一次産業の生産額が2兆3070億元(同5.2%増)、第二次産業が8兆7047億元(同11.7%)、第三次産業が7兆2968億元(同10%増)。それぞれの産業がGDPに占める割合は、12.6%、47.5%、39.9%だった。
「人民網日本語版」2006年8月30日