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過剰な流動資金が生じた原因?
発信時間: 2007-11-27 | チャイナネット

世界の過剰な流動資金をどのように取り込むか。規範化された貿易、対中国直接投資(FDI)などはいずれも合理的なやり方だが、ここにも一連の正常でない要素が含まれる。

このことを人民元相場から考えてみる。2004年10月に行われた先進国首脳会議(G7)で、米国は人民元切り上げ要求を提起し、以降度々中国に圧力を加えてきた。これにより国内・海外市場の人民元切り上げ観測が異様に高まり、人民元を購入し高値で売り抜けて利ざやを稼ごうという流れが生まれた。こうして大量の国際資金がさまざまな体裁を取り、公開あるいは地下の各種ルートを通って中国に流れ込むとともに、送金を通じて海外の過剰な流動資金が中国にもたらされることになった。このプロセスは外貨準備の急増と完全に歩調を合わせている。こうした状況に直面して、中国政府は一連のマクロ調整措置を取り、数兆元の流動資金を中央銀行に効果的に閉じこめた。そうしなければ中国経済は今日のような繁栄を迎えられなかっただろう。

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