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中国初の高速鉄道北京ー天津高速鉄道が完成
発信時間: 2007-12-18 | チャイナネット

空を走る鉄道

今月16日午前10時45分、天津市新開路の立体交差に最後のレールが敷設され、北京市と天津市を結ぶ都市間高速鉄道がついに全線貫通した。これは中国初の都市間高速鉄道で、標準時速は300キロに達する。開通後は両都市間を30分で行き来できるようになる。

同鉄道は全長の86.1%を高架橋レールが占める。高架橋は高さ6~10メートルで、3階建ての建物の高さに相当し、さながら「空を走る鉄道」だ。

設計最高時速350キロでの列車の運行の安定性・安全性を確保するため、同鉄道の路盤、高架橋には非常に厳しい制限が設けられた。沈下の許容範囲は路盤が1.5ミリ以下、高架橋が2ミリ以下で、これを超えると工事全体が失敗とみなされることになっていた。

同鉄道の支柱部分には新型の箱梁が使用された。これまで国内の鉄道橋梁には重量約100トンのT型梁が多く使用されていたが、今回は32メートルの箱型の単純梁が使用された。同梁の重量は一基当たり900トンを超え、小型自動車1千台に相当する。面積は443平方メートルで、標準サイズのバスケットコートより23平方メートル大きい。

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